ネット検索をめぐり米グーグルが反トラスト法(独占禁止法)に違反しているとの一審判決が出た訴訟で、グーグルは20日、自社の是正案を裁判所に提出した。
グーグルが首都ワシントンの連邦地裁に示した是正案では、基本ソフト(OS)「アンドロイド」向けの端末メーカーに対し、アプリストア「グーグルプレイ」を導入する条件として、同社の検索などのサービスを搭載させることをやめるとした。
グーグルは自社の検索エンジンを「初期設定」にしてもらうため、アップルなどの端末メーカーに巨額の対価を支払う契約を結んでおり、司法省側は契約の破棄を求めていた。グーグルはこうした契約は続けるとしたうえで、契約の1年ごとの見直しなどを認め、柔軟性を持たせるとした。
司法省側は先月、グーグルの…